今回は東京都の八王子にある八王子神社について解説させていただきます。
八王子神社について
八王子市の名前の由来ともされているのがこちらの八王子神社でございます。
916年に妙行という僧が牛頭天皇と8人の王子を祀って八王子権現と評したことが八王子神社の由来となっております。
北条氏がこの地に城を築いた際に守護神として八王子権現を祀り、この城が八王子城と呼ばれるようになりました。
アクセス
公共交通機関
JR高尾駅北口1番バスのりばより、西東京バス「高尾の森わくわくビレッジ」「宝生寺団地」「恩方ターミナル」「大久保」「陣馬高原下」「グリーンタウン高尾」「美山町」行きで、バス停「霊園前・八王子城跡入口」下車、徒歩約15分。
土曜日・日曜日・祝日のみ、JR高尾駅北口1番バスのりばより、「八王子城跡」行が運行されます。
時刻表はこちらを
マイカー
駐車場有
利用時間は午前9時~午後5時まで。
時間外は臨時駐車場を利用することができます。
車椅子用駐車場2台
大型バス4台・普通車50台(うち、思いやり駐車スペース等3台)
※大型バス専用駐車場の利用についてはあらかじめ予約が必要となります
見どころと案内
バスでアクセスする場合はこちらの「八王子城跡入口」のバス停でおります。
八王子城方面に向けて進みます。
こちらの信号を左手に曲がります
直進します。
こちらでガイドを頼むことも可能です。
なんと無料でガイドを頼めるので積極的に利用したいところ。
詳細はこちらを。
一の鳥居
こちらから登山道となります。
旧道と新道の分岐
どちらを進んでも八王子神社に辿り着けますが、旧道はやや荒れているので山慣れしていない方は新道がおすすめです。
新道は金子曲輪、本丸方面で旧道の場合は直進となります。
二の鳥居
今回は新道に進みました。
新道に進むと間も無くして二の鳥居が出てきます。
階段が多いですがしっかりと整備されております。
金子丸
やや平坦で開けた場所ですがこちらも曲輪の一つです。
敵の侵入を防ぐための工夫が随所で見られます。
柵門跡
山頂の本丸方面へと続く道の尾根状に築かれた場所です。
名前の由来などは不明。
柵門跡から登りがややきつくなります。
登り切るとご褒美の八王子市街を一望できる景色に出会えます。
八王子神社手前の階段。
所々斜めになっていて降りは特に滑りやすいので注意が必要です。
八王子神社
そしてこちらが八王子神社となります。
覆殿が建て替えられたのはなんと約120年ぶりだそうです。
筆者取材時は再建されて間も無くだったので真新しくてとても綺麗な状態でした。
八王子城址の頂上にある八王子神社が120年ぶりに修復されたという記事がミニコミ紙タウンユースに載っている!
北条氏照の守護神です! pic.twitter.com/iTRJTXblKj— 高尾山の花名さがし (@takaonobana) July 27, 2022
ちなみに以前の八王子神社はこのような状態で痛みが目立っておりました。
八王子神社。
八王子市の中の八王子城の山中にある神社だから全国の八王子神社の中心的なものかと思ったら違う模様。総本社は大分の宇佐神宮との事でございます。 pic.twitter.com/qXDvgdy87K
— なお (@nao_hmx) January 12, 2022
そして高尾山に近いということもあり、天狗の像もあります。
その天狗の下にある道から山頂へと行けます。
八王子城山(深沢山)山頂へ
山頂は広くベンチもあるのでゆっくりとできます。
標高は446mで景色もなかなかです。
山頂近くにはトイレもありますが、あまり綺麗ではないのでガイダンス施設かガイド施設にあるトイレで済ませておくことをお勧めいたします。
トイレ横に伸びるこちらの道は北高尾の縦走路となります。
ここから先は更にアップダウンが激しく道も険しくなるので、装備や体力が無い方は引き返しましょう。
八王子神社の評価
アクセスの良さ
雰囲気
自然の豊かさ
ご利益
スサノオノミコトのご利益としては
- 農業の神
- 防災除疫の神
- 歌人の神
など
また、厄除けや水難除けのご利益も知られています。
私は以前から何度も八王子神社には参拝されておりますが再建されてからは神社全体の気が強まった印象を受けました。
荒れた神社でも手入れをされるとこのような現象が起きることがございます。
得られるご利益も強まっている可能性が高いといえます。
総評
