今回は猿のスピリチュアルな意味について紹介させていただきます。
神社に猿のイメージはあまり無いかもしれません。
ですが猿を祀っている神社は実は少なくありません。
代表的なのが日光東照宮ですね。
「見ざる・聞かざる・言わざる」は一度は聞いたことがあるでしょう。
神社は実はかなり神と近いスピリチュアルな存在なのです。
猿の持つスピリチュアルな意味
猿は神様の使い
猿は実は神様と人間のとりもつ神使です。
その身体能力を活かした神様のための情報収集を昔からしてきました。
人間の観察も猿の仕事の一つです。
猿は野生動物の中でも比較的人間との距離が近い動物です。
人間慣れした個体が多く、平気で里に出没したり、観光地のお土産を盗んだり、観光客が近くにいるのに平気で温泉でくつろいでいたりしますよね。
あのようなことをしているのは「人間を観察しその生態を報告する。」という使命があるからです。
これは神様の役割の一つでもありますが、神様は他にも様々な使命がございます。
ですので全てが完璧にできるわけではないのでちょっとした雑務は神使に頼むことがあるのです。
猿は人間社会に溶け込んでいることもあり、人間を観察しその様子を報告するという使命を受け持っております。
猿は「千里眼」を持っている個体も多いので、猿が出没するような山の近くではないから、と安心することはできません。
大都会の真ん中に住んでいたとしてもその行動の逐一を猿に見られている可能性がございます。
私は日頃からよくご相談者様には
「善業を重ねるように」
と言っているのはこのようなこともあるためです。
人には見られない、陰ながらの善業をされている方もあなたの知らないところで猿などの動物や霊に見られており、その行動が神によって評価され何らかの施しをされるということもあります。
ですので人が見ている見ていないは関係なく、良くないことはせず善業のみをひたすら重ねることが重要になってくるのです。
猿はとても縁起の良い福を呼ぶ生き物
「さる」という音の響きからしてとても良いものがあります。
「良く無いものが【さる】」「勝る【まさる】」などから猿は勝運の神や魔除けの神とされてもいます。
また、猿は音読みだと「えん」となりますが、猿が「縁(えん)」を運んできてくれるという考えもあります。
それ故に猿が祀られている神社では商売繁盛や縁結びのご利益があるところが多いのです。
進化・変化を意味する
あまり意識する機会はないかもしれませんが、私たちのルーツは「猿」にあります。
人間は猿から進化した……人類の起源については、ずいぶん前からそう言われている。だが、実はこれは正確ではない。正しくは“猿…
だからこそあらゆる動物の中でも人間にどこか似ているのです。
そして私たち人間は、変化を恐れては成長できない生き物であります。
進化の過程を見ても、原始時代の猿人、アウストラロピテクスから人間は少しずつ進化の過程を通過してきました。
もし、猿にじっと見つめられた時は進化や変化の時が近いということです。
そのようなことがあったら進化や変化の行動やチャンスを逃さないようにしてください。
良く無いことの前触れを意味する
神社などで猿と遭遇した時猿が威嚇した時は要注意です。
多くの幸福要素を持つ猿が威嚇する時は何らかの良く無いことの前兆を意味していることが多いです。
私も実はとある山で修行している時、猿からこのようなスピリチュアルメッセージを受け取ったことがございます
【あなたからは不吉な相が見られます。
今すぐ不動明王をご本尊としているお寺を4箇所ご参拝なさって下さい。
1つのお寺を4回ではなく、4箇所のお寺の参拝をお願い致します。
同じ場所に4箇所では意味がないようなので、4箇所行き、ご参拝をお願い致します。】
その猿はおそらくですが、とある神の神使として活動していたようで特殊な霊力を纏っておりました。
不動明王と言えば煩悩退散、厄除け、学業成就、身上安全、立身出世、商売繁盛、修行者守護、健康祈願、戦勝、国家安泰などのご利益があり、特に厄除けや健康祈願に強いとされております。
不動明王の真言は3回・7回・21回・108回・1080回のいずれかの回数を唱えると、よりご利益があると言われているので、私はその猿の言いつけ通りすぐに不動明王をご本尊としている寺院を4ヶ所回り、3回真言を唱えことなきを得ました。
その不吉な相は私の優秀な守護霊達でも気づかなかったもののようですが、間違いないものでしょう。
寡黙から饒舌へ
猿は変化という意味があるように、突然大きな変化を起こすことがあります。
例えば寡黙から饒舌といった変化です。
その一例をご紹介いたしましょう。
先に触れた日光東照宮の「言わ猿」とつながったことが一度ありましてね。
こちらの言わ猿さんはその名前にもある通り寡黙なお猿さんです。
必要以上な事以外は話さない無口な方は人間もいますが、言わ猿さんはそれ以上です。
それが必要な事であっても滅多な事では口を開かないのです。
こちらの三猿さんは日光東照宮に在住しているわけではなく、普段は霊界に住んでおり、言わ猿は普段は霊界の「井堀井戸」という霊界と下界を繋ぐ特殊な井戸から人間界の様子をご覧になられているのです。
言わ猿の役割は主に人間界の秩序を保つ事。
何か良く無いことをしている人間をみかけたら気持ちをなだめ、制す事を行っております。
それでも悪い事をする人間は多いですが、言わ猿さんの活躍のおかげで本来の半分以下に抑える事が出来ているそうです。
そして常に人間界の人間の様子をみている言わ猿さんだからこそ、たまにとても大切な事やものを「見てしまう」事があるのだそう。
しかし「言わ猿」という名前にあるとおり言わないことが言わ猿さんの美学でありそれがDNAにも組み込まれているのでしょう。
例え大切なことがあってもそれをなかなか言おうとはしないのです。
ですがそんな言わ猿も突然饒舌になり、大切な情報をぽろっと漏らしてしまうことがあります。
私はたまたま言わ猿が寡黙から饒舌になり、私に関する重要な情報を知る機会に恵まれた事がございます。
さすがにそれをここでお伝えすることはできませんが、このようなことを体感された方は少なくは無いでしょう。
最後に
猿は神に近い非常にスピリチュアルな動物です。
ここで紹介したエピソードも信じがたいものもあるかもしれませんが全て事実です。
猿に関する質問などがあれば何なりと仰っていただければと思います。
答えられる範囲でお答えしてまいりますからね。