今回は日本人にとって身近な天狗について説明させていただきます。
天狗の正体とは?
鼻が高く、堀が深い日本人とは異なる顔立ちなので外国人と見間違えた説
天を操り、自然そのものを操るので自然現象が具現化された姿説
など、天狗の正体は実にさまざまな説がございます。
私が一つ言えるのは天狗達は神様や霊達とは違い実体があるということ。
目撃者の中には
「木の上に立っていて、次の瞬間には消えていた。」
など、あっという間に消えてしまったと主張される方も多いです。
これは一般の方の目にはあたかも妖術を使ったかのように映るかもしれませんが、実は超能力でも妖術でもなく、超スピードで移動しただけにすぎなかったりします。
ある説では天狗の正体は修験者と言われております。
山の中をひたすら歩き、修行をする修験道の行者が転生した姿とされているのです。
これは実際その通りであり、全ての天狗がそうではありませんが、元々は修験者であった天狗は多いです。
また、山伏とも切っても切れない関係であり、天狗は日本人の霊魂観から発する霊的な存在でもあります。
天狗を芸術・芸能・文芸に取り入れたのは、随分昔に遡ると言われております。
天狗は本来文字通り「天のキツネ」であり、通常のキツネの霊「地狐」と対応するものとされていました。
天狗といえば赤く長い鼻や鋭い目、羽など人間離れした容姿から妖怪と評されることもありますが、今一度そのお姿をよーくご覧になってみてください。
その姿形は明らかに人間がベースになっている事に気づくでしょう。
そう、実は「神通力」が使え、身体能力に極めて優れている事以外は普通の人間と変わらないのです。
ですから天狗の正体は人間と言っても過言ではございません。
天狗の持つご利益とは?
天狗の持つご利益は三つです。
除災開運、災厄消除、招福万来
そして天狗の中でも特に強力な力を持った天狗を大天狗というのえすが、大天狗はその神通力を用い、人々に金銭を齎すのを得意としております。
神通力というのは通常の人間ではなし得ないことを可能としてしまう力です。
これは言いかえるのなら現実ではまずありえない事を可能にしてしまうのです。
例えば通常、お金を手に入れる方法と言えば凄い大雑把にいってしまえば給料にしても宝くじにしても何かを売却したにしても「人から貰う」または「銀行に振り込まれる」事が殆だと思います。
そう、お金を得る過程は色々とありますが、最終的には「人から直接貰う」または「銀行に振り込まれて」の二択です。
しかしこの大天狗が操る神通力では通常ではまずありえないだろうという方法で金銭を得る事が出来るようになるとされております。
天狗とのスピリチュアルなエピソード
出雲大社の近くに位置する天狗山にて
私はある時期、島根県は出雲、その地の天狗山の奥地にある霊場に籠ります。
霊場と言えば、四国の八十八か所や高野山などが有名ですが、出雲という国は稜威母(イズモ)という、日本国母神「イザナミ」の尊厳への敬意を表す言葉から取られており、有名な出雲大社は年に一度、ヤオヨロズの神が集まり、縁結びなどの会議(神議り)をするという伝承がある非常に由緒正しき地…出雲大社が縁結びで有名なのは、ここから取られているのです。
その出雲大社の近くに位置するのが天狗山です。
この地は神が通る道とも言われ、非常に高い霊力を持った場となっており、私にとっても年に一度の修行の場として重宝している場でございます。
そしてこの天狗山、名前通り天狗が住み着く山でして実は以前、天狗の元で修行をした事がございます。
こういうと驚かれるかもしれませんが、私も修験者の身。
一般の方よりもはるかに霊的存在と接する機会も多く、特に元々が修験者である天狗とは共通点も多いのです。
ですので、私のような修験者は天狗にあった、天狗のお力添えを受けたという方は珍しくはないのです。
天狗の修行はかなり厳しく、心身をすり減らすものではありましたが怪我や病気へとは至らないギリギリの匙加減で調整されており、怪我や病気をすることなく成長する事ができました
とある霊場での導き
室戸三山の最終寺院であるとある霊場には天狗に関する伝説がございます。
弘法大師が生前にこの地を訪れたとき、天狗は村人の人達に対して、いたずらや悪さを繰り返しておりました。
村人は、弘法大師に天狗の成敗を依頼しました。これが有名な天狗問答というお話しです。
弘法大師は、そのズバ抜けた霊力を用いて、天狗を退治しました。
ですが、天狗には、悲しい過去があり、悪さをした理由を弘法大師はそっとお聞きしたようです。
天狗は、村人が住み着く1000年も前から住んでいたようで、木を切り倒し、動物を食べ尽くしたと言うのです。
弘法大師は村人に対して、「天狗の為に、土地と食べ物を与えなさい」と伝えました。村人がその約束を守るようになると、天狗は現れなくなったということです。
そしてこの最終寺院にて私はこの天狗の霊気を感じる事ができたのです。
どこか悲しそうで、この地を守りたいような、そんな感覚を覚えました。
その時のお遍路では、本当に多くのことがありましたが、この天狗の霊には、何か人間の真意を問われたようなものを感じました
そこで私は、芋、人参、ほうれん草を御供えをさせて頂きました。
小さく頭を下げ、立ち去ろうとしたとき、どこからともなく言葉が届けられました。「身を清め、遍路を歩むが良い、道は明るい」と、まるで励ましてくれるような内容のスピリチュアルメッセージが送られたのです。
そのメッセージは今も私の胸に強く刻まれております。
最後に
天狗についていかがだったでしょうか?
天狗に関する質問や天狗の力を体感したい場合は私までご相談ください。
上記のエピソードからもわかるかもしれませんが、私は一部の天狗と通じておりますのでご相談者様との相性次第ではお力添えを受けられるかもしれません。
ご興味がある場合はお気軽にご相談ください。