今回は高尾山の金毘羅尾根(金毘羅台コース)について解説させて頂きます。
金毘羅尾根(金毘羅台コースとは?)
古くから使われてきた表参道コースの一部であり、全長約1キロほどのトレイル(未舗装路)となります。
現在このコースを使う方は少ないので人混みを避けて歩きたいという方にはおすすめのコースとなります。
金毘羅尾根までのアクセス
スタートはJR中央線の高尾駅からです。
高尾山口駅からでも行けますが高尾駅スタートの方が若干近いです。
高尾駅は北口と南口がありますが、北口スタートとなります。
北口に出ましたらバスターミナル方面へ。
横断歩道を渡り、正面の小道へ入ります。
甲州街道沿いを進んでも良いのですが、こちらの裏道はほとんど人も通らず雰囲気も良いのでおすすめです。
甲州街道に出たら
高尾山口駅方面へと向かって進みます。
金毘羅尾根登山口
こちらの石の標識が目印。
隣にあるカフェの横を通っていきます。
標識は古くからあるもののようでほとんど文字は消えかかっており読めません。
こちらから登山道となります。
筆者取材時は夏でしたが、登山道に入ると鬱蒼としており、体感温度が下がったことが感じられました。
この時期の低山では仕方のないことですが虫もやや多いです。
ですが道はしっかりと整備されており、一本道なので迷うことはないでしょう。
夏の低山のマイナールートだと大量の蜘蛛の巣もつきものではありますが、そこは関東最大のパワースポットの高尾山でのマイナールートですので通る人もそれなりにいるようで蜘蛛の巣はほとんどありませんでした。
金毘羅台までの標高差は約200
基本は上り基調ではありますが一部平坦なところもあります。
途中でマムシと遭遇。
高尾山は観光地のイメージが強いかも知れませんが、野生動物も多く生息しております。
マムシをはじめとした蛇も多く住んでおります。
人の多いコースで遭遇することはあまりありませんが、マイナーなコースや人の少ない時間帯だとよく野生動物にも遭遇しますね。
金毘羅台に到着
登山口から金毘羅台までは一般の方だと30分ほどでしょうか。
こちらの金毘羅台は夜景の名所でもあります。
筆者取材時は19時ごろでしたが夜景がすでにはじまっておりました。
もう少し暗くなると非常に綺麗な夜景を見ることができます。
【山の日シリーズ第3弾】
今日は金毘羅台から見た景色です。
空気が澄んでいると、遠くの方まで見えて綺麗ですね✨#高尾山 #高尾 #山の日 pic.twitter.com/W028QS4rtw— 京王電鉄広報 公式 (@keiopr_official) August 20, 2021
そしてここから先は高尾山の中でも一番の人気コースである1号路へと合流します。
最後に
金毘羅尾根は登りに使うのも下りに使うのもお勧めのコースです。
混雑している時の避難ルートとして使うのも良いでしょう。
また、金毘羅尾根への異なるアクセスをこちらの記事では紹介しております。
高尾山に登頂するだけで富士山に登頂したのと同じご利益を受けられる、という話を聞いたことはございませんか?
これは富士山からの気が流れる龍脈上にある山が高尾山だからです。
そしてその龍脈の影響はコースによって変わりますので最も龍脈の影響を受けられるコースをここでは紹介させて頂きました。
健脚向きのコースではありますがこちらのコースもお勧めです。