今回は埼玉県、飯能に位置する「長念寺」について紹介して参ります。
長念寺について
曹洞宗寺院清流山。
正安元年(1299)銘の板碑等から鎌倉時代末期に創建したと推定されております。
武蔵野三十三観音霊場29番、高麗三十三ヶ所霊場27番でもあります。
特徴としては先代の住職から育て始めている紫陽花でしょうか。
筆者はちょうど紫陽花の咲く時期に訪れましたので詳しくは後述いたします。
アクセス
公共交通機関
西武鉄道池袋線「武蔵横手駅」から徒歩約5分ほど
マイカー
境内に参拝者専用の駐車場有。
御朱印について
御朱印はこのような感じです。
受付時間は日によって異なり、不在時もあるようなので確実に頂きたい方は事前に連絡してから訪れた方が良いでしょう。
ちなみに少しお話しさせて頂きましたが、非常に気さくな方でして受付時には飴をいただけることもあるそうです。
霊峰二山飯能七福神。長念寺。飴のお土産までもらったわ。あと三つ♪ pic.twitter.com/klx03QLwBz
— AkirA (@G_Schmitt) January 10, 2022
境内の様子・見どころ
武蔵横手駅からスタート
車を持っていない筆者はいつも公共交通機関利用ですが、長念寺は公共交通機関利用でも無理なくアクセスできるのでとても助かります。
ここが長念寺入口です。
武蔵横手駅からは歩いてすぐのところにあります。
長念寺の名物である紫陽花がいきなり歓迎してくださいました。
今日もあじさい情報だまぁ!
飯能市白子にある長念寺は、奥武蔵のあじさい寺とも云われ、参道や境内にたくさんのあじさいが咲いているんだまぁ!
色とりどりでうっとりするまぁ〜♪♪ pic.twitter.com/SvitugdB0l— 飯能市(観光) (@Hanno_kanko) June 14, 2018
こちらの参道は桜並木でもあり、桜の時期は桜が咲き誇ります。
色としては白色の紫陽花が多かった印象です。
ちなみに紫陽花には魔除けや金運アップなどスピリチュアルな力が多数ございます。
紫陽花を植える寺院や神社が多いのはそんな紫陽花の持つスピリチュアルな力を期待して、というのもあるはずです。
観音堂
紫陽花ロードを抜けると待っているのが観音堂でございます。
こちらには聖観世音菩薩と韋駄天が安置されております。
本堂
観音堂の真後ろにあるのが本堂です。
禅宗様の建築が印象的です。
鐘楼・梵鐘
朱色の大きな宝形屋根が見る者にインパクトを与えます。
愛宕山・愛宕神社へ
そして長念寺の裏山には愛宕山・愛宕神社が鎮座しております。
登山道はしっかりと整備されており、ゆっくりと歩いても20分ほどでしょうか。
危険箇所は特にありませんが、こちらの高圧線には触れないように注意が必要です。
山頂手前はやや急です。
距離は長くはありませんが舗装はされておりませんので、歩きやすい靴で訪れる事をお勧めいたします。
愛宕山へ
標高250m
筆者は夏に訪れたので、これぐらいの標高だと下界とあまり変わらず、非常に暑かったです。
標識にあるようにこのまま尾根を伝って、水晶山や深沢山まで縦走することもできますがその場合は本格的な装備が必要になってくるので注意が必要です。
山頂には富士山のビュースポットがありますが
夏なので靄ってしまっており、富士山は見る事ができませんでした。
愛宕神社
そしてこちらが小さくはありますが、愛宕神社でございます。
鎮守の神としての愛宕山の歴史は古く、こちらの愛宕神社は大宝年間に創建され、天応年間に移されたものだそうです。
火難守護のご利益があるとされております。
長念寺の評価
アクセスの良さ
雰囲気
自然の豊かさ
ご利益
本尊は聖観音菩薩であり、ご利益も聖観音菩薩のご利益となります。
そのご利益は
- 苦難を取り除く
- 疫病退散
- 縁切り
- 不浄開運
などがございます。
こちらの聖観音菩薩は最も縁切りの力が強いように感じられました。
縁切りのご利益が強い神社・寺院はその境内に入った瞬間から、強い引力を感じます。
長念寺から感じられた引力は非常に強力で前世からの因果で繋がっているようなご縁でも断ち切れそうな力がありました。
別れたい、断ち切りたい誰かがいるという場合には有効でしょう。
また、愛宕神社の火難守護や紫陽花の持つ力も見逃せません。
総評