今回は高尾山のコースの一つである「6号路」について解説させていただきます。
高尾山 6号路とは?
6号路は高尾山の南側を西から東に向かって流れる沢に沿ってを登るルートのことです。
終始沢沿いを進むコースなので夏場でも比較的涼しいコースでもあります。
山頂までの距離は約3.3km
途中に琵琶滝があるため「びわ滝コース」ととも呼ばれています
所要時間(コースタイム)は?
山頂までの所要時間は約1時間30分です。
6号路はきつい?
Twitterで検索するときついと感じる方が多いようでした。
れん、しん、自分で、高尾山登山にきました!午前中天気が心配でしたが、なんとか晴れて景色もよく最高です!6号路階段きつい! pic.twitter.com/7kptEzy8Ai
— YOU-KI(JETT BROTHERS) (@s13LetsRockJett) March 21, 2016
再びの山頂 6号路 45分
足がやばい、きつい pic.twitter.com/4CO14fyNwV— じゃがバター🐔 (@mm_pot_) November 15, 2020
誕生日、何を思ったか夕方の高尾山登山に行ってきましたー
登山路は一番きついらしい6号路、下山路は一番楽な1号路
ルートがヤマノススメの逆っぽい
とはいえ、低い山だし登山も下山も楽6号路は岩屋大師とか琵琶滝とか通る沢沿いの道、途中沢を飛び石で行くところも
沢の音が気持ちよかった pic.twitter.com/xLQCexsHpq— 旅かだ (@kda_traveler) March 19, 2019
ですが、6号路は最後の階段以外は比較的ゆるやかな上りですので高尾山のコースの中では初心者向けな方です。
しかし普段あまり運動をされない登山初心者の方はきついと感じるかもしれません。
個人的に一番きついと感じるのが急坂が続く1号路です。
コースの詳細・解説
高尾山口駅からスタート
スタートしたのは18時過ぎでしたので閑散しておりました(一般の方はこの時間帯は推薦できません)
ケーブルカー乗り場前
ケーブルカーには乗らずここを直進します。
6号路入口
ここが6号路入口となります。
6号路は終始トレイル(未舗装の道)となります。
序盤はなだらかで歩きやすい道です。
岩屋大師
しばらく沢沿いを進んでいくと岩屋大師と呼ばれる2つの洞窟が現れます。
弘法大師が高尾山を登拝した際に、嵐の中を歩く病の母親と娘の親子に出会いました。そこでお祈りを捧げたところ現れたのがこの洞窟、親子はここで嵐をやり過ごすことができたという伝説が残っています。
筆者取材時は夏に訪れましたが6号路は高尾山のコースの中でも涼しく夏場に登るならばこのコースがおすすめと言えます。
琵琶滝
6号路は琵琶滝コースとも言われており、この滝を目的にする方も多いです。
観光地的要素の強い高尾山ですが、実は修験の霊場であり今も私を含む修験者は高尾山で修行をしております。
そんな高尾山での修行体験ができる場所がこちらの琵琶滝です。
滝業の詳細はこちらを。
高尾山にある高尾山薬王院は真言宗智山派の大本山で、正式名称「高尾山薬王院有喜寺」(たかおさん やくおういん ゆうきじ)と…
また、琵琶滝から1号路や2号路へとつながるいわゆる「上級者コース」へと抜ける事もできます。
琵琶滝から先は木の根が多く出てくるので転倒に注意です。
また、ベンチも出てきます。
フラットなところも所々あります。
滑落注意ポイント
道幅が狭いので注意して歩きましょう。
稲荷山コース分岐
稲荷山コースの分岐です。
こちらを稲荷山コース方面へと進むとすぐに稲荷山コースへと合流します。
飛び石
そしてこちらが6号路名物の飛び石でございます。
滑りやすいので注意。
飛び石が終わると長い階段が出てきます。
6号路がきついと感じる方の多くはこの階段のことを指しているのではないでしょうか?
ちなみにこの階段は2020年の12月25日から2021年3月末まで、行われていた登山道改修工事で新設されたものです。
元々はこのような階段でした。
高尾山6号路は最後のこの階段の上りがきつい。#高尾山 #6号路 pic.twitter.com/EnPhnw8PD7
— 静吉😋 shizukichi 公認 (@i_shizukichi) June 4, 2020
高尾山山頂へ
19時前でしたのでほぼ人はいませんでした。
曇りだったので眺望はあまりありませんでした。
下山は稲荷山コースを使いましたが下山中に日が落ちて真っ暗に。
夜景も途中で始まりました。
最後に
6号路は比較的涼しいので夏でもお勧めできるコースですが、早朝に登ることでより快適に登る事ができると思います。
私のように夕方〜夜間に登るのもありですが、こちらはナイトハイク経験者以外はお勧めできません。
そして何よりも琵琶滝をはじめとした自然のパワーが素晴らしいのです。
浄化というよりも活力・気力を与えてくれる「陽」のパワーで充満しているので疲れやすい、落ち込みやすいという方には特にお勧めできますよ。