毘沙門天 勝運最強の七福神の一人 その性格や縁日などを徹底解説

今回は日本でも有名な神様である毘沙門天について紹介させて頂きます。

毘沙門天の歴史

毘沙門天は元々はインドの神でしたが、中国を経て日本にやってきました。

日本では四天王の一尊として造像安置する場合は「多聞天」、独尊像として造像安置する場合は「毘沙門天」と呼ばれております。
中世を通じて恵比寿・大黒天と同等の人気を誇るようになり現在に至ります。

毘沙門天と関連性の高い神は同じ木造十二天面でもある帝釈天となります。

帝釈天のご利益や真言、知られざる秘められたスピリチュアルな力について

毘沙門天の容姿・性格

鎧を身につけた武将の姿をしており、表情は勇ましくその右手に宝棒(ほうぼう)を左手には仏舎利(ぶっしゃり)が納められた入れ物の宝塔(ほうとう)を持っている姿が描かれていることが多いです。

ちょうどこのような姿ですね。

 

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その容姿から怖い、というイメージを持つことも多いでしょう。

ですが神様のイメージと実際の性格は異なることが多いです。

実際に何度か毘沙門天とコンタクトをとったことのある私から言わせてもらうと毘沙門天の本当の性格は

見た目の印象通り、質実剛健ではありますが怒りを露わにしたり力を誇示したりするようなことはありません。

良い意味で無骨で力強い武士そのもの、という印象です。

そして常に弱い者の味方という姿勢です。

また、勝虫であるムカデを仕えていることでも有名です。

ムカデの持つスピリチュアルな三つの力と三つのスピリチュアルメッセージ

毘沙門天のご利益

毘沙門天のご利益は主に五穀豊穣、商売繁盛、家内安全、長命長寿、立身出世、金運・開運・勝運(合格祈願)・健康長寿・厄除などなど

特に勝運には強く、勝運最強の神の一人とされております。

更に「毘沙門天王功徳経」というお経に書かれている10種の福というものもございます。

その詳細は以下の通りです。

<10種の福>
①無尽の福(尽きることのない福)
②衆人愛敬の福(皆から愛される福)
③智慧の福(智慧により物事を正しく判断する福)
④長命の福(長生きする福)
⑤眷属衆太の福(周囲の信頼に恵まれる福)
⑥勝運の福​(勝負事に勝つ福)
⑦田畠能成の福​(田畑を豊作に導く福)
⑧蚕養如意の福(家業が成功する福)
⑨善識の福(良い教えを学ぶ福)
⑩仏果大菩提の福(悟りを得られる福)

こちらのご利益を得るには真言(「真実の言葉、秘密の言葉」という意)を毘沙門天が祀られている寺院・神社参拝時に唱えます。
毘沙門天が祀られている寺院・神社はこちらをご参照ください。

開運への旅路

本当に強力な日本全国のパワースポット、教えます。…

毘沙門天の真言は「オン ベイシラ マンダヤ ソワカ」で、これを3回または、7回、21回、108回唱えると良いとされております。

ただ、回数が多ければ多いほどにご利益がいただける確率が上がる、というものではありません。

また、毘沙門天個人に気に入られると特別な福を授けてくださることもあります。

私はそれを「毘沙門天福」とよんでおり、常時必勝に恵まれる福となります。
上記でも少し触れましたが毘沙門天は人を勝利させる力を持っており、その力を全開放することで何事においても勝ちやすくなるのです。
仕事、宝くじなどの賭けごと、恋愛など全てにおいて負けにくくなっていきます。

歓喜天について

あなたは歓喜天をご存知でしょうか?

これは<歓喜天>という天部の神様です。
天部とは仏教の守護神的存在の神様の事で、実は毘沙門天もその一員となります。

七福神の一員であることはよく知られておりますが、こちらの歓喜天はあまり知られておりません。

他には帝釈天、梵天、大黒天、聖天などで構成されております。

そしてこちらもあまり知られておりませんが、3月16日は歓喜天の縁日です。

 

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なぜかと言いますと、この歓喜天の力は強大過ぎるため、人間がその力に頼り過ぎてしまうのではないかとその昔霊界で話し合われたそうです。
そこで霊界から、ご本尊を変更するよう寺院に通達があり、歓喜天をご本尊とする寺院が徐々に消えていったというわけなのです。
もちろん御本尊を変更しなかった寺院も多数存在していたのですが、今ではもう僅かしか残っておりません。

常識を遥かに超えたその力は、子孫七代までの福を授かれるとの伝説が語り継がれております。
しかもそれだけの膨大な力を持ちながら、授かれるご利益は1つや2つではありません。

恋愛全般、仕事全般、人間関係全般の成就を引き寄せたり特にくじ運、商売繁盛など、金銭面全般は歓喜天が最も得意としている分野とされております。
この3月16日の縁日に歓喜天の神々が祀られている神社・寺院に参拝することでより強力なご利益が授かりやすいとされております。

吉祥天の夫

吉祥天(きっしょうてん)様をご存知でしょうか?

「七福神」に入れられることも、あるいは吉祥天様を加えて「八福神」として信仰されることもある偉大な守護神です。
毘沙門天の奥様がこの吉祥天となります。

 

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そして“すべての神社の上”に位置するとされる伊勢神宮では、内宮に「女神」として祀られております。

そんな吉祥天様ですが、現在でもおおよそ15年ごとに神事を開いてくださっています。

その神事は<大吉日祭(だいきちじつさい)>でございます。

そこで吉祥天様は神力を授けてくださるとされております。

吉祥天様の神力は古くから「五穀豊穣」をもたらしてきましたが、近年では「繁栄」「富(財力)」「美(恋愛)」をもたらす“象徴”とされている恩恵です。

 

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前回の神事は2002年。戦後最長となる好景気の始まりの年でした。

その前は1987年。「バブル」という言葉はこの年に命名されました。
当時は「東京都の山手線内側の土地価格でアメリカ全土が買える」と言われるほど日本の土地価格は高騰しておりました。

その前は少し間隔が空いて1970年でした。「大阪万博」が開催された年です。日本中が熱気に溢れていました。
多くの恋愛成就も果たし、「ベビーブーム」が起きたほどです。

その前ですと1956年。日本が高度経済成長期の頃です。この年は有名な「もはや戦後ではない」が流行語にもなりました。

このように、おおよそ15年ごとに間違いなく日本は“活性”してまいりました。

今後も大吉日祭の度に大きく盛り上がることが予測できますが、これほどの活性化につながるのは夫である毘沙門天も協力していることが大きいとされております。

最後に

私が知っているあまり知られていない毘沙門天について解説させて頂きました。

今後も毘沙門天が祀られていたり縁のあるパワースポットを紹介していく予定ですので是非定期購読していただければ幸いです。

日本は世界有数のパワースポット大国です。 ですがパワースポットにも「相性」が存在することはご存知だったでしょうか? 相性の良いパワースポットには訪れるだけでいただけるご利益やパワーが数倍にもアップしたり、実感が早まったりします。 ただ、相性の良し悪しは個人で判断するのは中々難しいことだと思います。 ですが私はパワースポットの相性診断が可能です。 そこで「相性の良いパワースポットを知りたい。」という場合はLINEから ・お名前 ・生年月日 ・血液型 ・現在住まわれている都道府県名 を添えてご相談ください。 パワースポットで人生が好転した、という方は数多くいますがそのほとんどは「相性の良いパワースポット」での好転となります。 相性の良くないパワースポットに通い続けても残念ながら好転は起こる可能性は低いと言わざるを得ません。 相性診断の鑑定の詳細はこちらをご覧ください。 ですが私であれば最高に相性の良いパワースポットの見極めができますのでこの機会に是非ご相談ください。 友だち追加
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