今回は東京都八王子に位置するパワースポット「宝生寺」について解説・紹介をして参ります。
宝生寺について
1425年(応永32年)、明鑁上人によって開山され14世紀初頭に建てられた「大幡観音堂」をもとに創建されました。
これが宝生寺の起源となっております。
また、あの有名な夕焼け小焼けのモデルとなった寺院の一つでもあります。
夕焼け小焼けの碑も境内で見かける事ができます。
多摩新四国八十八か所65番札所でもあります。
多摩新四国八十八か所とは?
多摩地域にある四国八十八箇所を写した札所の総称。多摩八十八ヶ所霊場・多摩八十八ヶ所とも言われております。
御朱印について
残念ながら現在は住職が亡くなられた為、今現在御朱印の受付はされていないようです。
筆者が参拝時に念の為、伺ってみましたが不在でした。
9月16日、西八王子駅から🚌で東京都八王子市西寺方町の多摩新四国八十八か所65番札所の宝生寺さんへ参拝。
たくさんの石像があります。
御住職が亡くなられたとのことで
今は御朱印対応出来ないようでした。
😊12月に連絡して改めて伺いました😊#御朱印 #宝生寺 #多摩新四国八十八か所 pic.twitter.com/Zrzy3ZmJjq— そらいろ (@EItnbty8E7lgpHv) January 31, 2021
アクセス
公共交通機関
中央線高尾駅北口から「宝生寺団地」行きバスに乗車
「団地南バス停」で下車し宝生寺まで 徒歩2分
マイカー
境内に無料駐車場あり
境内の様子・見どころ
筆者訪問時は緑の濃くなる6月下旬でしたが
春先はこのように桜で彩られるようです。
I’m at 大幡山宝生寺 (八王子市, 東京都) http://t.co/iUx5fXJOOX pic.twitter.com/d9jt8RZsaP
— InagakiM@南多摩郡山入村 (@inagakim) April 15, 2014
山門
歴史を感じる山門の大きさ、迫力は中々写真では表現し辛いものです。
実物を見ればおそらく圧倒されるでしょう。
そして山門にはお馴染みの金剛力士像
六道地蔵尊
山門を抜け、左手に位置するのがこちらの六道地蔵尊
六道とはすなわち人間を写したものです。
天道(てんどう、天上道、天界道とも)
人間道(にんげんどう)
修羅道(しゅらどう)
畜生道(ちくしょうどう)
餓鬼道(がきどう)
地獄道(じごくどう)
の6つとされております。
こちらのお地蔵様は六道の世界を輪廻転生しながら彷徨い続ける人すべてを救済し、極楽浄土へ導く役目がございます。
七福神像
山門の正面にあるのがお馴染みの七福神
手水舎
コロナ対策のためか、筆者取材時は水が張っておりませんでした。
本堂
大きく立派な本堂です。
強い情念が感じられたのでリーディングしてみた所、「感謝」の思念が多く感じ取れました。
どうやらこの宝生寺では多くの感謝が生み出される事があったようです。
遍路大師御尊像
平安時代初期のお坊さんにして真言宗の開祖。
そして没後は「弘法大師」という名前を授かり、多くの人に信仰されている空海です。
観音菩薩像
境内で一際大きな存在感を放つのがこちらの観音菩薩像でございます。
観音菩薩のご利益は七難を免れること
この七難とは
①火難(かなん):火による災難
②水難(すいなん):水による災難
③羅刹難(らせつなん):悪い鬼による災難
④刀杖難(とうじょうなん):武器による災難
⑤鬼難(きなん):死んだ物の例による災難
⑥伽鎖難(かさなん):投獄される災難
⑦怨賊難(おんぞくなん):悪人による災難
となります。
こちらの観音菩薩像からは「解放」の思念が強く感じ取れました。
おそらく災難からの解放を願って多くの方々がこの観音菩薩像の前で祈っていたのだと思われます。
毘沙門堂
興教大師八百三十年遠忌記念で建立されたものです。
内部には東京都重要文化財である毘沙門天立像が安置されております。
高丸山
ちなみにこちらの毘沙門堂の裏山は高丸山という山です。
宝生寺の緑地であり保全地域でもありますので綺麗に整備されております。
アーシングを行うのに最適な場所ですので一緒に訪れるのも良いでしょう(※ただし標識などは無いので、地図が必須となります)
宝生寺の評価
アクセスの良さ
雰囲気
自然の豊かさ
ご利益
天道の福
旅立った後に天人へと転生し、素晴らしい人生を歩む事ができるようになる幸福
人間道の福
仏とされる存在に巡り合え四苦八苦から解放され救われる可能性が高まります。
修羅道の福
争い、怒り、憤りなどを極力抑えられるようになる福です。
畜生道の福
良い意味で本能的に生きれるようになり自分が最も喜ぶことを理解し、実践できるようになる福
餓鬼道の福
飢えや渇きなどで悩まされることが少なくなる福
地獄道の福
地獄のような苦しみでもがいている人を救えるようになる福です。
総評
