今回は私とも縁深い「吉祥天」について解説させていただきます。
吉祥天とは?
吉祥天とは美,幸運,繁栄,豊穣をもたらす神であり、あの毘沙門天の妻でもあります。
インドとも深い繋がりがあり、古くからあるインド占星術にも吉祥天が登場しております。
母親は鬼子母神、父親は水の神、八大竜王の一人・徳叉迦(とくさか)
そして妹は黒闇天。
彼女は閻魔王 (えんまおう) の妃とされている良くない神でございます。
吉祥天のご利益とは?
一般的には財宝琴線、五穀豊穣、商売繁盛、天下泰平、家内安全、開運、災難消除などがございます。
ですが実際は、実は全知全能の神ですので非常に多くのご利益がいただける場合もございます。
また、ご本人は願望成就も得意としております。
ご真言とは?
吉祥天のご真言はこちらとなります。
「オン・マカ・シュリエイ・ソワカ」
【梵 音】 Om mahaa shriye svaahaa
役としては「大吉祥天女に帰命す。めでたし。」となります。
この真言を百回唱えるとお金持ちになるという信仰がございます。
ですが実際は回数ではなく、信神の深さ強さと感謝や尊敬の気持ちが実感においては重要になって参ります。
ただ、身近に吉祥天を感じられる方でなければ感謝や尊敬の気持ちを持つことは難しいかもしれません。
その場合はやはりご真言を唱える回数を増やすと良いでしょう。
また、吉祥天の姿をイメージしたり、写真や絵を通して見ることで吉祥天への意識も強まりますのでお勧めです。
【京都・浄瑠璃寺/吉祥天像(1212年)】像高90cm。檜材。一木造。「浄瑠璃寺流記事」より建暦2年(1212年)に造立し本堂に安置したと記されている。繧繝を主体とした彩色文様で、弧を描く眉に赤い唇と美しい貴婦人のような姿。 pic.twitter.com/3G0KPFk2Fm
— 美しい日本の仏像 (@j_butsuzo) July 11, 2022
吉祥天の容姿とは?
貴婦人のような華やかで優雅な出立ちをしております。
頭には宝冠、左手には如意宝珠(詳しくは後述致します)
右手には与願印と呼ばれる形をしているという像容を持っておられます。
吉祥天が持つ如意宝珠とは?
「如意宝珠」はサンスクリット語では「チンターマニ」と呼ばれる物で、「全ての願いを叶える玉」という意味を持ち、主に仏教界で最高の宝として尊ばれているものです。
橋の欄干にある「擬宝珠」もこれを模したものであるという説があります。
こちらの如意宝珠は龍神様も持っているものでもあります。
そのため、何かと龍神様と吉祥天は共通点が多いとされております。
私はこの2名がコラボレーションをして奇跡を引き起こした瞬間を目の当たりにしておりますので次ではその詳細をお伝えして参りましょう。
吉祥天と龍神様の驚異のエピソード
とある守護龍神がついているご相談者様の「願望成就」の鑑定を執り行っていた時のことです。
何とその守護龍神が吉祥天を呼び寄せ、お互いの如意宝珠を発揮させたのです!!
しかし、この如意宝珠…どうやら、そのままでは効果を発揮はしないようでした。
それは龍がその玉を「右手」に持っていたからなのです。
如意宝珠がその力を発揮するには「右手」に持っているのを「左手」に持ち替える事が必要なのです。
同じように如意宝珠を持つ吉祥天は「左手」に持つことで発揮されます。
そして守護龍神が如意宝珠を右手から左手に持ち替えた瞬間。
全てを照らす光が辺りを白く包み込みました。
「その光は、まことの光で、世に来てすべての人を照らすのである。」という『ヨハネによる福音書』1章9節の言葉を連想させるものでした。
そしてその力は個人が独占するようなものでなく、全てを輝かせる光源となったのです。
まるで、太陽のように自らの輝きによって全てを照らし出す…。
それほどの力を誇っていたのです。
そしてその力を持ってお二人は願いを引き寄せてくださいました。
その一連の流れはまるで優れた芸術作品であるかのようで今でも昨日のことのように脳裏に焼き付いております。
如意宝珠を託した後に起きた奇跡
とある方には一時的にではありますが、何と如意宝珠を託したこともございます。
それはまさに魂のリレー。
そのお渡しになる姿は視る者を感動させる何かがありました…。
そして渡した瞬間…その方の力は信じられない状態となりました。
その姿は何十倍、いや何百倍も大きくみえました。
奈良の大仏のように巨大で光り輝くその方の姿が確認できました。
その存在感は1人の人間を優に超えており何度も我が目を疑ってしまったほどです。
如意宝珠の力を手に入れるとはこういうことなのか…私はその力に圧倒されました。
そしてその後、金運、恋愛運、健康運、対人運、仕事運、家庭運、勝負運は一気に上昇していき、全体のバランスも見違えるように良くなっていきました。
吉祥天の目的とは?
吉祥天の目的、使命は多くの神々と同じく、人間に関するものです。
それは
「人々を救う」「幸福にする」「困っている人を助ける」
そんな救済の目的なのです。
特に金銭関係の救済が得意でして吉祥天のお力添えを受けたり、ご利益を実感できた方は
「…ギャンブルで作った借金を支払うことができずに、毎日おびえて暮らしていたが急に決心が固まり、ギャンブル中毒から抜け出して返済に前向きに取り組めるようになった。」
「…前の旦那の借金がまだ残っていて養育費が払えない…親にも頼れないし、八方ふさがりだったが、前の旦那の父親から突然の連絡が。謝罪の言葉と、当面の養育費を払ってもらえる事になった。」
「…四年半付き合った彼女が自分の退職を機に別れると言いだし、彼女への未練から自殺まで考えていたが、ふと心が軽くなって、また生きる気力を取り戻せた。」
などと喜びの声を出されております。
最後に
私も実は吉祥天のお力添えを受けた人間の一人、当時の願いであったプロのヒーラーになるという夢の一つを吉祥天は引き寄せてくださったのです。
そして私は今でも吉祥天と繋がりがあります。
そこで、あなたに「叶えたい願い」があるのであれば私までご相談ください。
その願いを吉祥天まで届けさせていただきます。
高次の霊的存在(神・宇宙人、霊獣、天使)と通常の精神(自己)に由来しない源泉とのコミュニケーションであるチャネリングを用いてあなたの願いを吉祥天へと届けさせていただきます。
詳細はこちらをご覧ください。