今回は私とも縁ある仏様である「不動明王」について解説させていただきます。
不動明王について
不動明王とは仏教の信仰対象であり、密教特有の尊格である明王の一尊のことでございます。
大日如来の化身とも言われ五大明王の中心となる明王でもあります。
真言宗をはじめ、天台宗、禅宗、日蓮宗等の日本仏教の諸派および修験道で幅広く信仰されております(wikiより引用）
その表情から忿怒の仏様ともされておりますがその実は純粋な慈愛の心を持ち、人の手助けをしてくださる守護の仏様でもあります。
その見た目からはあまり想像がつかないかもしれませんが、積極的に人間に手を差し伸ばし、救済してくれる仏様なのです。
東寺不動明王座像：不動明王とは悪魔を降伏させるために恐ろしい姿をされ、すべての障害を打ち砕き、おとなしく仏道に従わない者を 無理矢理にでも導き救済するという目的を持っている真言宗の教主「大日如来」の使者。 東寺の守護神。 pic.twitter.com/1b0KdhOc6p
— 仏像紹介BOT (@butsuzobot) June 19, 2022
また、不動明王といえばこのお二人も忘れてはなりません。
不動三尊において不動明王の脇侍を務める通常は不動明王の左（向かって右）に位置する矜羯羅童子
そしてサンスクリットで奴僕や従者を意味する名を持つ制多迦童子
このお二人もまた不動明王にとって重要な存在でございます。
不動明王のご利益とは？
除災招福・病気平癒・疫病退散・身体健全・家内安全・国家安泰といった現世利益のご利益があるとされております。
健康、厄災を払う力が特に強力とされております。
不動明王の力や存在が一番強いパワースポットは私が知る限りでは高幡不動尊でございます。
こちらの記事で詳しく書かせていただきましたが、実はこの高幡不動は私にとっても特別な場所なのです。
不動明王がついている方の特徴とは？
不動明王のご利益はただ不動明王が祀られているパワースポットに訪れるだけでは実感しにくいこともあります。（もちろん人によってはすぐに実感できることもございます）
一番実感しやすいのは不動明王がついている方です。
守護神のように特定の個人に不動明王がつくこともあり、実はそれほど珍しいことでもございません。
実際、私はこれまで何人も不動明王がついている方を見てきました。
そんな方にはいくつかの共通する特徴がございましたので、それをまとめてみました。
信心深い
不動明王に限らず、神仏を信じる心が強い方は神仏に対する敬意尊敬の念が人一倍強く、毎日のように感謝している方も多いです。
見返りなどを期待していなかったとしてもその信心深さは神仏への良いアピールとなります。
普段、神仏など全く信じていない、という方と神仏の力や存在を信じ、毎日のように感謝している方とでは大きな「差」が出来るのです。
不動明王は特に信心深い方を支持し、お力添えをする傾向にあります。
不動明王の刺青を入れている
こちらは決して推薦するわけではありませんが、不動明王の刺青を入れている方も不動明王につかれやすいです。
不動明王は刺青の柄としても常に一定の人気がございます。
それは不動明王が好きだから、という理由よりも「自分を強く見せたい」という自己表現手段の一環として入れられるようです。
やはりその憤怒の表情が見るものにインパクトを与えるので、威圧感を覚える方もいますが「格好良い」「力強い」と感じる方も多くいらっしゃるわけです。
そして刺青で肌に不動明王を入れている方は自分自身を鼓舞する為、毎日のように不動明王を見る方が多いです。
その結果、不動明王を毎日のように意識することになりますので不動明王との距離も縮まり、やがては不動明王本人から守られることにもつながるのです。
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— 大阪.彫流 (@horiryutattoo) July 14, 2019
厳しい修行を行なっている
心身を磨き鍛えるための修行を日課として行なっている方を神仏は好むとされております。
また、神仏から好まれるだけでなく修行により雑念が払われ、スピリチュアルや霊魂が研ぎ澄まされることで神仏からのスピリチュアルメッセージも受信しやすくなる、という副次効果も得られます。
実際、私は修験者として厳しい修行を自分に課せておりますが、神仏からそのことを見抜かれ好意的に受け入れられる事が多いです。
特に不動明王は上昇志向の意識の高い方を好むとされております。
ですのでアスリートのようにストイックに体を鍛え続ける方に不動明王はつきやすいとされております。
生まれながらの大きな傷、障害がある
不動明王はお伝えしたように憤怒の表情とは裏腹に、慈愛に満ちており人助けも積極的にしてくださいます。
特に生まれながらに大きな傷や障害があり、お身体が不自由な方には自らその方について手助けをしてくださる事があります。
例えばこのような例がございます。
左腕を失った方の左腕に不動明王の霊魂が宿った例です。
不動明王の強大な霊力によって、その方の左腕は≪見えざる腕≫として霊力によって具現化されました。
不動明王の霊魂が宿っている限り、左腕に伝わる感触等はあるそうです。
もはや本物の腕とあまり変わりはないというのだから驚きです。
その方の左腕には不動明王の霊魂がそのまま宿り、その恩恵を直に受け続けているのだそうです。
仏の真髄を常に受けている為、その方は既に誠の頂へと達せられる程の力を得ているのです。
そしてその方は不動明王の声を聞き、仏の道を辿っているそうです。
これは稀な例ではありますが、不動明王の霊魂が宿る事でこのような奇跡的な現象が起きることもあります。
最後に
誰でも不動明王につかれる、好かれるというわけでは残念ながらありません。
ですがそのご利益を体感させることは私には可能です。
詳細はこちらを。
不動明王とのご縁がある私だからこそ出来ることだと自負しておりますので、その力を受けたい方は是非ご連絡ください。
