今回は山梨県笛吹市石和町にある真言宗智山派の古刹、大蔵経寺の解説をさせて頂きます。
大蔵経寺とは
寺伝によると養老6年(722年)に行基が開いたとされています。当初は松本寺と呼ばれていました。
アクセス
マイカー
中央自動車道一宮御坂IC
境内に50台は停められる無料駐車場あり
公共交通機関
JR中央本線石和温泉駅北口より徒歩5分
御朱印について
大蔵経寺では、七福神まいり「寿老尊」の御朱印と「不動明王」甲斐百八霊場第三番の御朱印をいただけます
大蔵経寺の様子
正面

山門に安置されていた仁王像(におうぞう)


庭園・現代仏画の拝観には300円の拝観料がかかります。中は撮影禁止でした。

甲斐石和温泉七福神の一つである寿老尊(寿命を司る福神)が境内に祀られています。
甲斐石和温泉七福神まいりとは、山梨県笛吹市石和町にある7つの寺院を巡り、福徳を授かるとされる七福神を参拝する霊場巡りのことです。参拝順路は決まっておらず、各寺院で七福神の色紙を購入し、御朱印を集めながら巡ります。

詳細はこちらを。
仏堂。
伝統的な寺院建築とは異なり、現代的な建築材料やシンプルな構造が特徴的です。

お堂
根は重厚な金属板葺きで、反りのあるのきが深く出ています。
壁と柱: 白い壁と茶色の木造の柱や梁(はり)が特徴的な寺院建築の様式です。

石造りの香炉

裏山の大蔵経寺山にもよりました
山頂は展望は望めませんが途中には展望台があります。
ここでの景色は甲州伊沢暁(こうしゅういさわのあかつき)
江戸時代後期の浮世絵師、葛飾北斎が描いた、富嶽三十六景のうちの1枚になった景色です。
大蔵経寺山より眺めた富士山と石和宿を描いたとされています。

取材時は富士山は見えませんでしたが、晴れていれば綺麗に富士山が見えるそうです。

途中には本尊である不動明王様の石像もありました。

もう一つの見どころの巨石。
大蔵経寺山は古来より神仏が宿る神聖な山です。
この巨石は神が最初におりた山の御神体だそうです。

30分ほどで山頂に。
山梨百名山の一つ、また甲府名山の一つに数えられています。

奥秩父山地の南端に位置する山でもあります。

大蔵経寺の評価
アクセスの良さ
雰囲気
自然の豊かさ
大蔵経寺山は主に常緑樹で、クスノキ、モチノキ、シイ、カシ(シラカシ、アラカシ等)の群生する「カシ林」や「シイ林」の自然林があります。
カシの木は、大きくても花は地味で観賞用には向かないのですが、材が非常に堅いので、農具の柄や建築用材、炭薪等に利用され、最も堅いことから「堅し木(かたしき)」が転じて「カシ」の名になったと言われています。
シラカシは、関東地方の平地から山地にかけて自生し、葉の裏側が白っぽいことからこの名がありますが、樹皮が黒っぽいので「クロカシ」とも呼ばれます。幹は曲がりくねり、樹皮の灰黒色はざらつきがあって、あまり美しくありません。
人里の鎮守の森や庭、公園の生け垣としてよく植えられ、風よけ、防火、大気汚染を防ぐ効果があります。
なお、大蔵経寺山に関しては、途中までは舗装されておりますので、一般の方でも比較的歩きやすいかと思います。
ご利益
評価:3
本尊である不動明王の気とご利益の強い寺院です。
不動明王とは仏教の信仰対象であり、密教特有の尊格である明王の一尊。 大日如来の化身とも言われます。
また、五大明王の中心となる明王でもあります。
真言宗をはじめ、天台宗、禅宗、日蓮宗等の日本仏教の諸派および修験道で幅広く信仰されております
その表情から忿怒の仏様として一部では畏怖されておりますが、実は強力かつ純粋な慈愛の心を持ち、人を助ける守護の仏様でもあります。
その見た目からはあまり想像がつかないかもしれませんが、積極的に人間に手を差し伸ばし、救済してくれる仏様なのです。
かくいう私も不動明王様に助けられた人間の1人です。
主なご利益は、煩悩退散、厄除け開運、商売繁盛、学業成就、健康長寿などです。
総評