今回は山梨県甲州市に位置する臨済宗向嶽寺派の大本山、向嶽寺の解説をさせていただきます。
向嶽寺とは
臨済宗向嶽寺派の大本山で開山は抜隊得勝禅師(恵光大圓禅師)、開基はときの守護武田刑部大輔信成で康暦2年の創建されました。
営業時間
午前九時~午後五時
アクセス
JR中央線塩山駅から徒歩20分
中央自動車道勝沼I.Cから15分
境内に駐車場はないので、お車でお越しの方は近くのコインパーキングに駐車しましょう。
御朱印について
御朱印は書き置きのみ受け付けているようです。
向嶽寺の様子
参道

秋葉神社
秋葉神社は主に火防(ひぶせ)・火伏せ(ひふせ)の神様として全国的に信仰を集めており、その数は神社本庁傘下だけでも約400社、小さな祠を含めると1,000社以上とも言われています
」
中庭にある池

手前に確認できるのは蓮の花ですね。
多くの寺院の池には蓮が植えられています。蓮は泥の中から清らかで美しい花を咲かせることから、「悟りの象徴」とされ、仏教において非常に重要な花です。
そして水は古来より神聖さや清浄さの象徴とされてきました。池は空間を清らかにする媒体として受け止められています。
生命の源である水は、輪廻転生の象徴とみなされることもあり、浄土世界を表現する重要な要素なので寺院には池があることが多いのです。

仏殿
仏殿と開山堂が一体となった独特の複合建築であることが大きな特徴です。
仏殿兼開山堂(合棟仏殿開山堂)となっており、「祥雲閣」とも呼ばれます。通例の禅宗仏殿とは異なる意匠の複合建築です。

鐘楼
梵鐘(ぼんしょう、仏教法具の釣鐘)を吊るし、撞木(しゅもく)という棒で撞いて時刻や非常を告げたり、法要などの予鈴として鳴らしたりします。

こちらで御朱印がいただけます。

そして向嶽寺の境内から塩ノ山の遊歩道が伸びております。
墓地横を通ります。
塩ノ山は向嶽寺の裏山となります。

塩ノ山の遊歩道は非常によく整備されており、東家やベンチもあります。


あっという間に山頂に。
一般の方の足であれば30分ほどで無理なく登頂できると思います。

山頂からは富士山が綺麗に見えました。
「四方からよく見える山」という意味の「しほうのやま」が名前の由来になったという説があり、「塩山」という地名の由来にもなっているそうです。

塩ノ山の評価
アクセスの良さ
雰囲気
自然の豊かさ
ご利益
評価:3
本尊は釈迦如来
釈迦如来は実在した仏陀であり、仏教の開祖でもあります。
人々を苦痛・苦悩から救って人生の安らぎの道に導いてくれるありがたい仏様です
釈迦如来のご利益、それは人々を誘い 悟りを開くことです。
悟りが開くことで
・多くを許す事ができる
・縛りから解放される
・高次の存在に働きかける事ができる
・先のことを見通す力がつく(透視能力)
・危機回避能力が一気に高まる
・精神的余裕がつく
・他人も自分も癒す事ができる
などの効果が出るとされております。
総評