今回は大威徳明王について解説させていただきます。
大威徳明王とは?
五大明王の1人で西方の守護者。
そしてその6つの顔は六道(地獄界、餓鬼界、畜生界、修羅界、人間界、天上界)をくまなく見渡す役目を表現したもので、6つの腕は矛や長剣等の武器を把持して法を守護し、6本の足は六波羅蜜(布施、自戒、忍辱、精進、禅定、智慧)を怠らず歩み続ける決意を意味しているとされております。
また、阿弥陀如来、または文殊菩薩の化身といわれ、威厳と仁徳の二つを備え、悪を倒す使命があります。
大威徳明王のご利益とは?
一般的には戦勝祈願、煩悩除去、悪魔降伏、鎮護国家。
そしてもう一つは六道に付随するご利益でございます。
【五大明王図 大威徳明王】元禄2年(1689)作
語源「ヤマ(インド神話の死の国の王 ヤマ=閻魔大王)を倒す者」戦勝祈願にご利益があるとされています。
▷ご利益:疫病退散、戦勝祈願、悪魔降伏、鎮護国家
▷御真言:オン シュチリ キャラロハ ウンケン ソワカ pic.twitter.com/xoTPYuolNJ
— 切り絵御朱印 発祥・豊橋のもみじ寺 普門寺【公式】 (@humonji727) January 25, 2021
六道とは人間を写したものです。
大威徳明王の六つの顔は六道を意味するとお伝えしましたがそれに関連する六つのご利益も授けてくれるとされております。
それが以下の通りです。
天道の福
天道は天人が住まう世界であり、天人は人間よりも優れた存在とされ、寿命は非常に長く、また苦しみも人間に比べてほとんどなく、空も自由自在に飛べます。
旅立った後は天人へと転生し、素晴らしい人生を歩む事ができるようになります。
人間道の福
仏とされる存在に巡り合え四苦八苦から解放され救われる可能性が高まります。
修羅道の福
争い、怒り、憤りなどを極力抑えられるようになります。
畜生道の福
良い意味で本能的に生きれるようになり自分が最も喜ぶことを理解し、実践できるようになります。
餓鬼道の福
餓鬼は餓えと渇きに悩まされた鬼ですが、この福を得られることで飢えや渇きなどで悩まされることは少なくなります。
上質の食べ物でお腹は常に満たされるようになるのです。
地獄道の福
地獄のような苦しみでもがいている人を救えるようになる福です。
ご真言は?
真言は「オン・シュチリ・キャラロハ・ウンケン・ソワカ」となります。
おはようございます😊今日は我が誕生日です☺️プロフに風船が❗️🎈お盆生まれですが良い一日にします❣️かわゆし系大威徳明王様を描かせて頂きました🤗五大明王で西を守護します✨六面臂足で水牛に乗る個性的な明王です✨皆様のお盆にご加護がありますように🙏✨🍀🐉🐃#大威徳明王 pic.twitter.com/qT7VZNt2BC
— 神仏絵師🐉縁画yosuga@バワッツ (@motoyassr813) August 12, 2022
大威徳明王とのスピリチュアルなエピソード
強力な呪殺力を持って悪を滅する大威徳明王。
その力を私は目の当たりにしたことがございます。
堕天使はよく知られておりますが、堕龍神をあなたはご存知でしょうか?
何か良くないことをして、悪の道に落ちた龍神のことを示します。
龍神様は元々非常に強い力を持った高次元の存在です。
私も様々な霊的存在と接してきましたが、間違いなくヒエラルキーの頂点に立っているのは龍神様でしょう。
それほどの圧倒的なお力を持っているのです。
それだけに味方になると(守護龍神など)非常に頼もしい存在ですが、敵に回すと非常に恐ろしい存在になってしまいます。
当時、私は水の力を悪用する堕龍神と対峙しておりました。
龍神は元々「八大龍王」として祀られており、旱天に汐水を竹筒に汲んで石祠にかけて雨を祈願したという伝承があります。
それは龍神は水を司る水の神だから。
龍神は水神として古くから信仰されてきたのです。
雨乞いの儀式は龍神様に雨を降らせるように祈っていたわけです。
水の力を操ることにも長けており、その力を用いて浄化や治癒も得意としております。
ですがほんの一握りですが、この水の力を悪用する堕龍神がいるのです。
利己的な目的で悪用することで、台風や津波などの自然災害につながることもあるとの説もあります。
水だけでなく水の力も大切な資源。
それを悪用するなど言語道断で、私は圧倒的な力量差も承知の上で戦いに挑みました。
ただ、1人で挑めば負けは必須。
ですので良くない龍神に強い大威徳明王にチャネリングで事情を話し、協力依頼を要請したのです。
するとです。
そこからは圧巻の一言でした。
堕龍神は大威徳明王の気を早くから察知していたようで水の防壁を何重にも張り、水の中に雲隠れしておりました。
これは見つけるのはかなり手こずるのでは、と思いきや大威徳明王はその防壁を一息で破壊し、水の中に潜む堕龍神を引きずり出したのです!!!
そして六つの顔から放たれる波動で堕龍神の悪を呪殺したのです。
堕龍神そのものを消滅させるのではなく、悪そのものを呪殺し改心させるのは針の穴に糸を通すような繊細な作業です。
ですが大威徳明王には一切の迷いも躊躇もありませんでした。
まさに目にも止まらぬ速さで堕龍神に反撃の暇も与えることなく、仕事を終えたのです。
このエピソードから読み取れるのは呪殺力だけでなく、高い総合力もお持ちだということです。
最後に
大威徳明王からのアドバイスがいただきたい。
大威徳明王の力を借りたい、という方はこちらのチャネリング鑑定を受けてみてください。
私であればすぐにチャンリングをして、大威徳明王とコンタクトを取る事が可能ですからね。
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