今回は日本の合体神である三面大黒天について解説して参ります。
三面大黒天とは?
“三面大黒天様”は真ん中に大黒天様、左右に弁財天様、毘沙門天様のお顔を持たれる合体神です。
中国では、今でも密教徒たちの間で三面大黒天秘術は受け継がれています。
そしてその恩恵を受け、大富豪となった華僑が沢山いると言われております。
この“三面大黒天様”の左右の弁財天様、毘沙門天様はそれぞれもインドの神様でもあります。
弁財天様は女性神で弁舌、学問、知識、音楽、技芸の功徳がある神様です。
毘沙門天様は四天王の中では最強の神様で多聞天とも言われている護法神でもある軍神で、そのご利益は富や財宝、戦勝祈願、無病息災など一般の私達に関わる全ての霊験があるとされています。
三面大黒天と秀吉
豊臣秀吉といえば農民から天下人になったことでよく知られている成功者の一人です。
その快進撃はドラマチックで痛快なのでよく大河ドラマとしても取り上げられておりますよね。
そんな秀吉が出世できたのは並外れた努力や運はもちろんのこと、三面大黒天がそばについていたことも大きいとされております。
実は秀吉が生涯肌身離さず大切にしていた仏像が三面大黒天の仏像なのだそうです。
秀吉は三面大黒天による強力な勝負運を得たことで天下人になれたといっても過言では無いでしょう。
【連日予約満席に感謝】
皆様おはようございます。
おかげさまで本日も満席となりました。
また来週も何卒宜しくお願い致します。話は変わり、昨日お店に豊臣秀吉公が生涯大事になさっていたという同じお姿をした三面大黒天様が沙羅善にきました。
本日も皆様に幸がございますように。梅澤 愛優香 pic.twitter.com/ETDq8yTEQq
— 中華蕎麦 沙羅善【公式】 (@SarazenKamakura) January 30, 2021
三面大黒天のご利益
子孫繁栄や商売繁盛、そして出世や勝負運など様々なご利益があるとされております。
事項では三面大黒天のご利益やお力添えを受けた方はどうなっていくかを解説して参ります。
三面大黒天の小槌による奇跡
大黒天の小槌もそれはそれは素晴らしいものです。
ですが合体神であり、他の神々の力も加わる三面大黒天の小槌は更に素晴らしいものとなります。
三面大黒天が“うちでの小槌”をその方に向けて一振りすれば、その方の運気を一気に最高の流れに乗せ、上昇させる事ができるのです。
これは聞いた話ではありますが、三面大黒天がとある方に小槌を振られたところ、以下のような結果となりました。
その方は小槌を振った直後に見事運気の急上昇の波に乗られ、勤務先での営業成績も上がり、一月後には営業成績トップに躍り出られたそうです。
勢いはその後も止まらず、大手企業から役職者待遇でヘッドハンティングされるまでなられました。
その後も快進撃は続き、今も大手企業で出世街道をひた走っているのだとか。
運気上昇前に比べると今の年収は2.5倍にも跳ね上がられたそうです。
貴重な活発期へと突入することも
合体神は時に「奇跡」と呼べるような現象を引き起こす事もあります。
特に強力な神々が合体した合体神である三面大黒天は奇跡へのハードルもそう高くはありません。
例えば【活発期】を引き起こし、突入させることです。
【活発期】とは一部の人間だけが迎える事ができる、霊魂の力が非常に充実する時です。
【活発期】が起こるメカニズムははっきりとは分かっておりませんが、一つだけ言える事は、【活発期】は非常に貴重な時間だという事です。
【活発期】は長く続くものではないのです。
時に人は、不可能だと思われる事を可能にしてしまう事がありますが、そのような人は大抵【活発期】に入っておられます。
絶対に合格しないと言われていた大学にどういう訳か受かってしまった…なんて人は、試験当日たまたま【活発期】を迎えている場合が非常に多いのです。
そして三面大黒天はこの【活発期】を意図的に引き起こすことが出来るとされております。
【四福の謝恩】を引き起こせる
【四福の謝恩】とは“三面大黒天様”が執り行う儀式のうちの一つです。
【四福の謝恩】とは人間の感情を表しております。
『喜び、幸福、満足、慈愛』
“三面大黒天”のご利益は実は上記であげたもの以外ですと感情の幸福というご利益もございます。
この四福を見てあなたは気付きましたでしょうか?
実は、「負」や「悲」の感情が一切ないのです。
本当の幸福とはお金はもちろんですが、「楽しく人生を生きる」と言う事でしょう。
【四福の謝恩】という儀式を執り行ってもらうことで、喜び、幸福、満足、慈愛に満ちて生き精神面でも豊かになるとされております。
天下人になった秀吉も、笑いたい時には大きく笑い、感情が豊かだったと言われております。
それはきっと“三面大黒天”の力を大きく受けていたからでしょう。
実は、人間の感情というものは、時に運気と密接に繋がるのです。
時は戦国の話に戻ります。
戦国時代の「戦」では、大量の味方の兵士の士気を上げなければいけません。
一種のチームワークが必要だと言えるでしょう。
一人でも士気を下げてはいけません。
士気を下げる事、それはすなわち、敗北を意味するのです。
「戦」の直前には鍋を振る舞ったり、勝った後には褒美を取らせたりと様々な方法で士気を高めてきたのです。
士気は勝利に繋がります。
褒美が欲しい、家族の元へ帰りたいなど理由は色々ございますが、「勝ちたい」という思いが勝利に繋がるのです。
同じ能力の兵士が同じ方法で戦ったとしたら、勝つのはどちらか?
それは、士気が高い方だと言えるでしょう。
士気を高める事によって勝負運が上がり、幸運の女神は舞い降りると言っても過言ではないのです。
ただ、人間の感情はそうそう思い通りにコントロールするのは難しいものです。
「怒らせる」「不快にさせる」といったマイナスな方向へと持っていくのはそう難しくはありませんが、「喜ばせる」「楽しませる」などプラスな方向へと持っていくのはそれなりの努力や才能が必要です。
ですが三面大黒天はお伝えした通りプラスの方向に感情を持っていくのが非常にうまいのです。
三人寄れば文殊の知恵というように、複数の神の力と知恵が融合した合体神ならではのスキルといえます。
最後に
三面大黒天は特別な神といえます。
合体神な時点で特別なのですがそのご利益や力がまた特別なのです。
偉大な才能の持ち主は、組み合わせによりその才能はより輝くと言われております。
三面大黒天の面々はその点、力や性格的な相性も最高といえるので驚くほどの力が発揮できるのだと思います。