今回は高尾山の一号路について解説して参ります。
高尾山・一号路とは?
高尾山で最も利用する方が多いコースでございます。
中腹には有名なパワースポット「薬王院」が位置しており、薬王院に参拝する時に使うコースとなります。
コースの特徴としてはほぼ全面舗装されているため、茶屋や薬王院関係者の車が通行することもあります。
薬王院以外でもビアガーデンや茶屋、猿園などの出店があり、観光地要素が強いコースでもあります。
高尾山・一号路はきつい?
一番人気のあるコースで、利用者も多いのでなめてかかる方もいらっしゃるようですが、一般の方にはきついと思います。
特に登りで使う場合の強度は高尾山の全コースの中でも一番だと感じております。
実際に調べてみたところきついと感じる方の声が多く出てきました。
実際に登られた方はわかると思いますが、ビアガーデン(ケーブルカー駅)まではかなりの急勾配の道が続きます。
この急坂は地元の運動部の学生さんがトレーニングに利用するほどで、特に普段あまり運動されない方にとってはかなりきついと思われます。
ただ、この急勾配の坂はケーブルカーを使うことでショートカットできますので体力に自信がない方はケーブルカーの利用をお勧めいたします。
距離や時間は?
登山口から山頂までの距離は約3.8km。
一般的なコースタイムは上りが約100分、下りが約80分となっております。
ただ、途中で薬王院に参拝するなどされる場合はもっとかかると思って良いでしょう。
実際に登って徹底解説
高尾山口駅からスタート
訪れたのは6月後半のうだるような暑さの日。
日中は暑さが厳しいので、18時過ぎから登り始めました。
ただし、この時間帯で登り始めると途中で日没となり、ライトを持たないと身動きが取れなくなるのでその点は要注意です。
一号路 登山口
こちらが一号路の登山口となります。
18時をすぎるこの時間帯だと登る人はほとんどいません。
登山道に入ると若干ですが体感温度が下がるのが感じられます。
基本的には高尾山程度の標高の山(599m)ですと夏場では下界とあまり変わらない暑さとなるのですが、沢沿いのコースだったり時間帯によっては快適に登れます。
金毘羅台の展望台
18時30ぐらいでしたが、まだ明るく夜景もまだ始まっておりません。
ちなみにここからの夜景はこのような感じでなかなか綺麗です。
ビアガーデン前
日中は多くの人で賑わうビアガーデン前(ケーブルカー駅前)もこの時間帯だと閑散としております。
まだまだ明るいです。
浄心門前
薬王院の参道の入り口ともいうべき門です。
ここで灯がつきはじめます。
薬王院 山門前
薬王院でも灯がつきはじめました。
19時前のこの時間帯だと薬王院もまた、ほとんど人がいません。
薬王院の詳細記事はこちらを。
大本堂
大本堂前も誰もいませんでした。
完全に日が落ちてからの大本堂はこちら、こちらもなかなか雰囲気がありますね。
夜間はこちらは立ち入りができないので迂回する必要がございます。
高尾山山頂
山頂には2〜3人だけ人がいました。
丹沢、道志の山々と富士山。
下山は6号路を使いましたが下山時には完全に真っ暗になりました。
一号路のおすすめ時間帯は?
本記事で紹介した夕方〜夜間の時間帯は夏場は暑さも和らぎ、人もほとんどいないので快適に登る事は出来ます。
が、完全に日が落ちてしまうと真っ暗になってしまうのでライト(できればヘッドライト)は必須装備となります。
高尾山は紹介した夜間立ち入り禁止エリアを除き、ほとんどの区間は24時間入山可能です。
ですが、やはり初心者の方や山慣れしていない方は高尾山でも夜間での入山は避けた方が無難です。
特に少しでもガスってしまうと、ライトが反射して一メートル先も見えなくなってしまうということも。
これは高尾山でも起き得ることです(筆者は実際に体験済み)
ですので夜登るのであれば晴天時がベターでしょう。
また、夜登るのは怖い!抵抗がある!という方は早朝がお勧めです。
夏場に限らず、ケーブルカーが動く前の時間帯は比較的人が少ないので快適に楽しむ事ができるはずです。
夜の高尾山は怖くない?心霊現象は?
夜の山でも慣れてしまえば正直それほど怖さは感じません。
ですが、霊的現象を体感したことはございます。
詳細はこちらを
最後に
他にも多数の高尾山の関連記事を書いておりますのでこちらも併せてご覧ください。