今回は東京都、国立に位置する「谷保天満宮」の解説・紹介をして参ります。
谷保天満宮について
東京都国立市谷保にある谷保天満宮公式ホームページ。学問の神、菅原道真公を御祭神にしております。合格祈願、学業成就、厄除け…
東日本最古の天満宮であり、亀戸天神社・湯島天満宮と合わせて関東三大天神の一つ。
903年(延喜3年)に菅原道真の三男・道武が、父を祀る廟を建てたことに始まりとされております。
また、式内社穴沢神社の論社でもあります。
御朱印・お守りについて
受付時間は9:00~16:50まで
詳細はこちらを。
アクセス
公共交通機関
JR南武線 谷保駅から徒歩5分。
マイカー
参拝者専用の無料駐車場あり
約30台の駐車スペースがあります。
※ただしお正月・例大祭の日などは、公共機関の利用推薦とのことです。
境内の様子・見どころ
一の鳥居
鳥居をくぐるとすぐ右手に稲荷社があります。
稲荷社
稲荷神を祀るお社で京都市伏見区深草にある伏見稲荷大社が神道上の稲荷神社が総本宮となります。
稲荷社など小さな分社には神様がいないことも多いのですが、こちらの谷保天満宮の稲荷社からはしっかりと神様の気配が感じられました。
忘れずに参拝して参りましょう。
手水舎
水は残念ながら出ておりませんでした。
上記の稲荷社の奥には後述する常盤の清水への近道があります。
こちらの近道を通って参拝するのも良いでしょう。
こちらの近道にはたくさんの鳩がいました。
梅林
そして谷保天満宮には梅林があります。
梅の時期は拝殿に参拝する前に梅林にも立ち寄りましょう。
谷保天満宮には約350本の梅林があります。
見頃は1月中旬から3月頃です。筆者取材時はちょうど咲き始めでした。
こちらの梅林の梅からは確かなパワーが感じられました。
梅には実はとても素晴らしいパワーがあるのです、あなたはご存知でしたか?
なお、谷保天満宮の御朱印にも梅が刻まれております。
筆塚
筆塚の手前に筆が置かれているのが確認できると思いますが石碑に刻された『筆塚』を、置いてある筆でなぞると書の上達になるとされております。
訪れた際はしっかりと筆でなぞるようにしましょう。
神楽殿
神楽殿の近くにチャボがいるようなのですが、取材時は確認できませんでした。
撫で牛
谷保天満宮の見どころの一つ、撫で牛。
古来から牛は多産豊饒の神の使いとして崇められてきた存在です。
撫でることにより災いを取り除き、吉事を招くとされております。
また、自分の良くないところを撫でることでそこが良くなるともされております。
撫で牛が有名な他の神社はこちらをご参照ください。
そして谷保天満宮は交通安全祈願発祥の地。
車の交通安全祈願守りやご祈祷も行なっております。
拝殿
拝殿は江戸時代後期造営となっているようです。
龍の彫刻が見事で一見の価値があります。
本殿
寛永年間造営の流造で歴史が感じられます。
五社合殿
天照皇大神宮・妙義神社・日吉神社・熊野神社・稲荷神社が祀られているお社となります。
その隣の祠には菅原道武公が祀られております。
厳島神社
湧き水で社が囲まれているのが特徴です。
社殿は1759年(宝暦9年)頃の造営と推定されており、市登録有形文化財にもなっております。
弁天池
弁天池は透明度が高いのが特徴で、コイ、カメやイワナなどが泳いでいます。
常盤の湧水
松延宝年間(1673年から1680年)に筑紫の僧が谷保天満宮にも詣でた折、泉を見て「とことはに湧ける泉のいやさやに…」と詠んだのが名の由来とされている都内では貴重な湧水となります。
あまり綺麗とは言い難いかもしれませんが、リーディングしてみたところ弁天池の水よりも強い浄化作用があることがわかりました。
谷保天満宮の評価
アクセスの良さ
雰囲気
自然の豊かさ
※社叢:神社において社殿や神社境内を囲うように密生してる林のこと、谷保天満宮は自生のものとなっております。
ご利益
総評