青梅 住吉神社 青梅のシンボルにして猫の気配が強い神社

今回は青梅市に位置する住吉神社について解説してまいります。

住吉神社とは?

旧青梅村の総鎮守として地域の人々に親しまれており、現在は「猫の町・青梅」のシンボル的なスポットとしても知られています。

アクセス

公共交通機関

最寄り駅は JR青梅線「青梅駅」 です。

改札を出て正面の道をまっすぐ進み、徒歩約5分ほどで参道の入り口に到着します。

青梅駅前の通り(旧青梅街道)を右方向(東側)へ進むと、左手に大きな鳥居が見えてきます。

マイカー

神社専用の無料駐車場はありませんが、神社のすぐ裏手や周辺にコインパーキングが充実しています。

御朱印について

二種類あり

一つは「猫の町・青梅」にちなみ、2匹の猫が寄り添う可愛らしい印が押された御朱印です。地元アーティストが境内の猫をモデルに描いたもので、非常に人気があります。

一つは「住吉宮」や「住吉神社」と力強く墨書きされ、中央に雲のような形の朱印が押された、格式高いデザインです。

御朱印は奥社手前の茶屋、または本殿正面右側にある授与所でいただけます。

おおよそ 9:00〜16:00頃 です。

境内の様子

大鳥居と階段

この石段は全部で約77段(踊り場などを含めて約80段弱)あります。

下から見上げるとかなり急に見えますが、一段ずつがしっかりとしているので、リズム良く登ることができます。

この階段の上にある社殿は、江戸時代に再建された歴史あるものです。かつて青梅宿として栄えた街を見守るように配置されています。

階段を登り切ると拝殿です

頭貫(かしらぬき)や欄間(らんま)の部分には非常に細密な彫刻が施されています。

龍の彫刻は、今にも動き出しそうな躍動感があります。これらは江戸時代後期の建築様式の特徴をよく表しています。

また、松竹梅や鳳凰といった縁起の良いモチーフが彫られており、当時の職人の高い技術を垣間見ることができます。

そして拝殿の奥に隠れて見えにくいのですが、本殿は1716年(正徳6年)に建立された非常に貴重な建造物です。

「一間社流造(いっけんしゃながれづくり)」という様式で、屋根に美しい曲線があるのが特徴で青梅市、ひいては東京都の貴重な文化財として保護されています。

住吉神社の境内に鎮座する八坂稲荷神社

赤い鳥居が並ぶ参道の奥にあり、住吉神社の拝殿周辺とはまた少し違った、静謐で独特な空気感がある場所です。

かつて絹織物(青梅縞など)で栄えたこの地域では、商売繁盛の神様としてお稲荷様がとても大切にされてきました。

住吉神社が「猫」で有名なのも、ネズミから大切な蚕を守るためでしたが、お稲荷様もまた五穀豊穣や商売の守り神として、車の両輪のように人々の生活を支えてきた存在です。

住吉神社の御神木の一つであるシラカシ(白樫)の古木

この木には、見る人を圧倒するような独特の佇まいがありましたよ。

幹の表面が大きくねじれ、一部が剥き出しになりながらも、その上部には青々と瑞々しい葉を茂らせている様子は、神が宿る木としての生命力を感じさせました。

この木は、ちょうど石段を登り切って境内に入る手前あたりに位置しており、参拝者を最初に出迎える門番のような役割も果たしています。

こちらは大鳥神社y

大鳥神社といえば、毎年11月に行われる酉の市が有名です。

住吉神社の境内にあるこの大鳥神社でも酉の市が開かれ、商売繁盛や開運を願って多くの人々が縁起熊手を買い求めにやってきます。

青梅の晩秋を彩る風物詩のひとつとなっています。

主に日本武尊を祀っており、商売繁盛や開運招福のご利益があるといわれています。

日本武尊のご利益や知られざるスピリチュアルなエピソードを紹介

自営業の方や新しく何かを始める方にとっても、心強い神様です。

住吉神社の境内にひっそりと佇む天満宮。

学問の神様として有名な菅原道真公(すがわらのみちざねこう)を祀っています。

学問の神である菅原道真公の記念日や知られざるご利益を徹底紹介

この天満宮の特徴は以下の通りです。

「学問成就」や「文芸上達」の神様として知られています。何かを学んだり、執筆や制作などのクリエイティブな活動をされている方には、ぜひ手を合わせておきたいスポットです。

 

住吉神社の評価

アクセスの良さ

評価: 4.0
専用駐車場がないのはややマイナスですが公共交通機関もマイカーでのアクセスも比較的良好です。

雰囲気

評価: 4.0
商売繁盛の稲荷社、開運の大鳥神社、そして学問の天満宮。
それぞれにお狐様や梅の紋、狛犬といった独自の個性が宿っており商売、成功、学び……人々のさまざまな願いをすべて受け止める、懐の深さが感じられました。

特にあの御神木のねじれた幹は、それらすべての祈りや時間を飲み込んできた力強さの象徴に見えます。そして神社らしい凛とした空気がありつつも、境内の至る所に猫の気配(お守りや像、御朱印のストーリー)が漂っていました。

その存在が、神社の厳格な雰囲気に親しみやすさや癒やしというスパイスを加え、参拝者の心を解きほぐしてくれる……そんな温かい空気感も感じられましたね。

自然の豊かさ

評価: 4
住吉神社の自然の豊かさは、青梅の街を見下ろす丘そのものが、ひとつの生命体のように息づいているという点にあります。
密集した木々が適度な湿気と静寂を保っており、夏でも一歩境内に入るとひんやりとした森の空気を感じることができるでしょう。
春は新緑、秋は境内のイチョウや周辺の広葉樹が色づき、四季折々の表情をダイレクトに感じられるはずです。
そして猫の町として知られる通り、境内や周辺の自然は、猫たちにとっても心地よい居場所になっています。
また、豊かな森には鳥たちの声も響きまさに八百万の神々とともに、多様な動植物が共生している調和の取れた空間です。
都会の公園のように整えられすぎた自然ではなく、「山の力強さがそのまま境内に流れ込んできている」ような野性味のある豊かさ。
それが、住吉神社が持つ独特の癒やしの力に繋がっているのかもしれません。

ご利益

評価: 4

住吉神社では以下のような多彩なご利益があります。

交通安全・海上安全: 古来より航海や旅の安全を守る神様として知られています。

安産・子育: 地域に根ざした氏神様として、家族の平穏や子供の成長を見守ってくださいます。

家内安全: 家庭の平和や守護を願う場所としても親しまれています。

開運招福・商売繁盛: 11月の「酉の市」で有名な通り、福をかき集める(熊手)という縁起から、勝負事や新しいビジネスの成功を願うのに最適です。

文芸・技術上達: 占い師やクリエイターとして活動されている方にとっては、直感や技術、表現力を高めてくれる心強い神様といえます。

招福・千客万来: 「猫の町・青梅」ならではのご利益です。招き猫が幸運や良い縁を招き寄せてくれるとされています。

 

総評

評価: 4
豊かな緑と猫の気配、そして地域密着型の身近で親しみやすい神社といえましょう。
近年はちはやふるのロケ地にもなっておりそのファンの方々も多く訪れているようです。
多くの方から愛され、親しまれている良い神社だと感じましたね。
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