今回は栃木県栃木市大平町に位置する清水寺を紹介いたします。
清水寺とは?
奈良時代に創建された天台宗のお寺で、下野三十三観音霊場第二十六番札所に選定されています。
本尊として祀られている鎌倉時代に作られた十一面千手観音菩薩像は、観音堂のわきに滝があることから別名「滝の観音」ともいわれております。
アクセス
公共交通機関
JR両毛線大平下駅から徒歩約45分
マイカー
東北自動車道佐野藤岡ICから約20分
30台駐車できる無料駐車場あり
清水寺の様子
筆者取材時は5月上旬の平日でしたが参拝客は誰もおりませんでした。
なお、清水寺は午後7時から翌朝の6時までは立ち入りが禁止されておりますのでご注意ください。
こちらの本堂は平成7年(1995)と比較的近年に建立されたようです。
撫地蔵。
幸せをおすそわけする効果があるそうです。
お地蔵さんは、仏教的な守護神。
特に、道端や墓地などに佇むお地蔵さんは、見守りの存在として、霊的な守護を求める人々に信仰されております。
こちらは仏足石です。
仏陀の足跡を石に刻んだもので仏像が作られる以前、仏陀の存在を表す重要なシンボルとして、また、礼拝の対象として大切にされてきました。
健脚・健康体安全のご利益が得られるとされております。
また、清水寺は花のお寺でもあります。
筆者取材時は紫陽花がわずかに咲いていた程度でしたが
シーズン中はたくさんの紫陽花が咲くようです。
冬は蝋梅が綺麗だった栃木市の清水寺
紫陽花に彩られてます pic.twitter.com/UsUF7e1N7K
— こなやん (@gogejaballlll) June 25, 2023
また、清水寺は蝋梅が有名です。
梅観音堂の参道などに約200株植えられております。
筆者取材時は5月でしたのでもう終わっておりましたが、シーズン中(一月下旬〜二月上旬)は甘い香りと繊細な美しい花を堪能できます。
仄かな甘い香りの蝋梅の花を見に栃木市の清水寺に行きました🥰
清水(せいすい)寺より山を登って太平連山を縦走です😅#栃木市 pic.twitter.com/TLxzNQVMxd— 額縁専門店 額のまつえだ (@gakubutisaburou) January 12, 2025
池
池にはたくさんの金魚が泳いでおりました。
「金」魚という名前と金ピカに光り輝くその体からいかにも金運に良さそう
と思われている方も多いと思いますが、実際それは間違っておりません。
人の内面は外観に現れるように、動物の内面も外観に現れるものなのです。
金魚は中国でも縁起が良いとされている魚で、中国語の「金余(お金があまること)」に発音が似ているため、金運上昇のシンボルとされております。
それは日本でも同じで、上記では鯉は裕福な方が飼う魚と説明しましたが実際は金魚も富裕層が好んで飼う観賞魚の一つです。
そして以外にも金運上昇は赤色、金色の金魚ではなく黒色か白色の金魚の方が強いとされております。
また、金運上昇の力だけでなく邪気などの悪いものを退ける力もございます。
これは黒色や白色の金魚ではなく、赤色や金色の金魚の方が強いとされております。
十三仏尊像
観音堂
わきに滝があることから別名「滝の観音」ともいわれ、栃木県指定重要文化財に認定されております。
そしてこちらが滝となります。
細くはありますが、勢いよく出ており手を清めることができます。
清水寺の評価
アクセスの良さ
雰囲気
自然の豊かさ
ご利益
評価:3
清水寺には、「滝の観音様」が祀られており厄除け、病気平癒、健康運などのご利益が得られます。
足仏石のご利益も相まって健脚、健康方面に強いです。
総評
おはようございます。
栃木市の清水寺(せいすいじ)です。山の中にキレイな薬師堂があります。隣には京都清水寺の音羽の滝のような、樋に清水が流れる滝がありますよ!#栃木市 #清水寺 pic.twitter.com/4jmdOxOuPP
— かさねつぐ (@zxzZLUkdAP18459) September 25, 2024
