今回は神奈川県大磯に位置する鷹取山について解説いたします。
鷹取神社とは？
鷹狩を好んだ家康が、中原御殿（現在の平塚市中原）で鷹狩を行った際、家康の愛鷹が逃げたことがあり、その鷹が捕らえられた場所が大磯町生沢の鷹取山（標高２１９ｍ）です。
そして山頂にある鷹取神社の御由緒書きによれば、この山は栗原山などの名前で呼ばれ、神社も直下社（なほもとやしろ）と創建時からの名称があったが、この出来事をきっかけに改称されました。
今回は霧降の滝を経由するハイキングコースからの参拝ルートを紹介いたします。
アクセス
公共交通機関
平塚駅 バス 25分 松岩寺行（中沢橋経由）
マイカー
参拝者専用の無料駐車場有
鷹取神社の様子
霧降の滝を経由するハイキングコースからの参拝ルートを紹介いたします。
松岩寺の駐車場からスタートとなります。
まずは松岩寺を参拝します。
松岩寺は慶長元年（1596年）に喜庵西堂和尚によって開創された、 臨済宗妙心寺派の禅寺です｡
尽きることなく湧く不老水がございます。
松岩寺を抜けるとすぐにハイキングコースに入ります。
ハイキングコースは終始整備されており、激しいアップダウンなどはなく、比較的平坦な道が続きます。
間も無くして霧降りの滝に到着します。
平塚八景に数えられ、その名のとおり、重なりあった岩から水が霧のように流れ落ちる繊細な滝です。
滝のすぐ近くにまで行けます。
水量はそれほど多くはありませんでしたが、滝のすぐ近くまで行くことができるためそのパワーを全身で浴び、感じることができました。
なお、水量が多い時はこのような状態となります。
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霧降りの滝から進路は南西に進んでいくと途中で日乃宮神社の分岐がございます。
徒歩ですぐの所にあるので、こちらにも立ち寄ってみましょう。
日乃宮山の山頂に祀られた所以を持ってこの社名となっているようです。
水不足に悩む氏子達により、祈願のために台石の一部を新調し、再建したのが現在のこちらの石祠となります。
日乃宮神社から数分ほどで景色が開けます。
天気が良ければこちらで富士山が見れるでしょう。
筆者取材時は春霞がかかっておりましたが、それでも富士山がはっきりと顔を見せてくれました。
富士山の展望スポットから鷹取神社まではあと少し
広く歩きやすい林道を進みます。
鷹取神社に到着です。
こちらの砲弾は、高さ48センチ、直径15センチ。
弾体に「奉納 国威顕揚」「昭和十年九月」の文字が刻まれております。
境内は大きなタブ、スダジイなどの常緑広葉樹におおわれた県内有数の自然林で、神奈川県の自然環境保全地域と大磯町の文化財に指定されております。
鷹取神社の評価
アクセスの良さ
雰囲気
自然の豊かさ
ご利益
評価： 4
御祭神は木花咲耶姫命
火難除け、安産・子授けのほか、農業、漁業、織物業、酒造業、海上安全・航海安全
木花咲耶姫が守護霊となると上記のご利益の他に木花咲耶姫の持つ
「美しさ」が反映されていくとされております。
絶世の美女と評されていたのは外観の美しだけではありません。
内面も同じように非常に美しいものをお持ちなのです。
そもそも外観は内面が反映されたもの。
どんなに元が良くても内面が歪んでいれば顔立ちも醜く歪んでいくものです。
人は見た目が９割とも言われておりますがあながちそれは間違いではないのです。
そして木花咲耶姫が守護霊になると外観と内面、それぞれが最高に美しくなっていくとされております。
とはいっても目鼻立ちが変わるわけではありませんが、実は目鼻立ちが変わらずとも表情や雰囲気で人の持つ印象はかなり変わります。
筋肉トレーニングを習慣にする前と後のビフォーアフターの写真をみたことがありませんか？
筋肉がつくと同一人物とは思えないほど顔つきも変わっているのは、筋肉トレーニングを行うことで増えるテストステロンの影響とされておりますが、男性はより男らしく精悍なしまった表情になるのです。
同じように内面が改善されることでそれが表情や雰囲気にも現れていきます。
木花咲耶姫の影響で内面が非常に美しく磨かれると表情や雰囲気も美しく、洗練されていくことになるのです。
総評
