今回は高尾山の穴場コースである「いろはの森コース」の紹介・解説をさせて頂きます。
いろはの森コースについて
都内でも有数のパワースポットでもある高尾山。
世界で一番登山者の多い山でもありますので非常に人が多く季節にもよりますが、基本的にはいつも人で賑わっているパワースポットです。
ですがパワースポットで重要な要素の一つに
「人が少ない」という点があります。
なぜなら人が多いと雑念が増え、その雑念により神気やその土地の持つパワーが低下してしまうからです。
また、人からの雑念や思念をもらい逆にストレスが溜まってしまうということもあり得ます。
高尾山のように人気のパワースポットは土日ではなく平日に訪れるのがベストなのですが、仕事の関係上土日祝しか休めないという方も多いでしょう。
ですがここ、いろはの森コースは土日でも人は少ないので人混みを避けたいという方にはお勧めできます。
また、後述する巨木によりパワーもしっかりと得られることができますので、しっかりとパワーチャージをしたいという方もお勧めです。
アクセス
公共交通機関
JR中央線、高尾駅北口下車
駅前の2番バス停から、小仏行きバスに乗車
日影下車、乗車時間は約10分ほど
時刻表はこちらを
1時間に1本程度出ております。
マイカー
いろはの森、登山口に当たる日影林道口に無料の駐車場があります。
10台ほど停められる駐車場ですが土日祝日は埋まりやすいので、土日祝に行かれる方は早朝に訪れることをお勧めいたします。
日影バス停からスタート
ここから登山口までは徒歩3分ほどです。
小仏峠方面へと向けて進みます。
こちらが登山口になります。
取材時は平日でしたが4月中旬でたくさんの花が咲く季節でしたので、それなりに人はいました。
駐車場には5台ほどの車が止まっておりました。
車を持っていない筆者は自転車でアクセスしたので、駐車場の横に停めさせて頂きました。
はじめは林道を進みます。
この林道ではニリンソウが多く咲いておりました。
4月中旬から下旬にかけて咲きます。
分岐1
いろはの森コースはあまり分岐はなく、迷うような箇所は少ないですが右手に見えるのはキャンプ場です。
ちなみにこちらのキャンプ場は無料で利用できます。
関東森林管理局ホームページ,日影沢キャンプ場(日影沢園地)は、多くの皆さんに緑と親しみ、森林レクリエーションを楽しんでい…
ここでは左に曲がります。
なお、ここから北尾根というバリエーションルートにもいくことができます。
詳細はこちらを。
いろはの森は「いろは」48文字をそれぞれ頭文字とする樹木を選んで表示してあります。
選んだ樹木の大部分は高尾山に自生している天然のものです。
こちらはけやきの木ですが、樹木には精霊や神様といったスピリチュアルなものが宿るとされております。
また、木は強い生命力の塊ですのでもし直接触れることができるのであればしっかりと手で触れるようにしましょう。
いろはの森コースにはこのけやきをはじめ、生命力に満ち溢れているものが多いです。
人は少ないコースでも高尾山ですので道はこの通り、しっかりと整備されております。
一つ注意点としては一箇所だけ渡渉ポイントがあること。
スリップに注意です、また増水時は渡れなくなることもあるかもしれませんのでその時は無理をしないように。
こちらの巨木からはただならぬ気が感じられたので、リーディングしてみたところとある神の気が感じられました。
以前、通った時には感じられなかったことです。
高尾山は神々のオアシスでもあるのでこのような事もよくあります。
分岐2
再び林道に出ますが間違って「日影沢林道」方面に行かないように注意。
向かうは「高尾山頂」方面となります。
上の標識から階段が多くなり、傾斜もきつくなります。
ただし、ベンチも要所要所で出てきます。
分岐3
長い葛折を抜けるとまた分岐です。
こちらも高尾山頂方面へと進みましょう。
※ただし4号路方面へと進むと山頂を向かわず4号路を使って下山する事もできます。
いろはの森コース最後の試練、というのは少々大袈裟かもしれませんが最後に長い階段が出てきます。
長い階段を抜けると一号路に合流。
薬王院方面に向かわないように注意です。
ここまで来れば山頂まではわずかです。
高尾山山頂へ
平日でしたが桜の季節でしたので、そこそこの人で賑わっておりました。
山頂の桜は満開でした。
景色は春霞で靄っており、あまり遠くまでは見渡せませんでした。
いろはの森の所要時間は?
参考までに
登山口からの全長は1.5km
所要時間は上り70分、下り50分
これは一般的なコースタイムですので、参考になさってください。
いろはの森はきつい?初心者向け?
いろはの森は高尾山の数あるコースの中でもバリエーションルートを除けば最短で山頂まで至れるコースです。
ですがその分、傾斜も比較的きつく、階段も多いので距離は短いといえどそれなりに一般の方にはきついと思われます。
特に日頃からあまり運動をされない方であれば翌日は筋肉痛に悩まされる事もあるでしょう。
とはいえ、コースのルートとしてはわかりやすく、特にこれといった危険箇所もないので初心者向けといっても良いでしょう。
日影沢からいろはの森を経て山頂に至るルートは50分くらい。時間が短いということはその分傾斜がきついわけです。脈拍と体温の上昇を抑えつつ、水分補給もこまめにしてかないとすぐにバテる感じだった。バスは混んでたけど歩き始めたら人影が絶えて、静かに黙々と上りたいならオススメ。
— こうすけ (@ko_ske) April 21, 2019
いろはの森に熊は出るの?
私は実際に高尾山では熊は目撃したことはありませんが、高尾でも熊の目撃情報はちょくちょくあるようです。
特に高尾の北側にはそれなりに熊も生息しているようです。
いろはの森にも出没したことがあるようですので、気になる方は熊鈴を持参した方が良いかもしれません。
いろはの森コースと日影沢キャンプ場には、熊出没注意の掲示がありました。北高尾でも先日目撃情報がありましたし、心配ですね。#高尾山 #日影沢 pic.twitter.com/esPCokgaTv
— 高尾山マガジン(高尾山ファンサイト) (@MtTakaoMag) September 8, 2021
最後に
まとめると巨木と静けさが魅力的な高尾山の穴場ルートといったところでしょうか。
自然も言うまでもなく豊かですのでしっかりとパワーチャージしたい方にもお勧めです。
ただ、初心者向けといえど登山コースであることには違いありませんので、不安がある方は一人ではなく複数で登られた方が良いかもしれません。
また、高尾山は標高1000にも満たない低山ですので夏場はとても暑くなります。
いろはの森コースも夏場は不向きですのでご注意を。
他の高尾山の記事についてはこちらをご参照ください。
